内科・胃腸内科
当院では、経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)、経口内視鏡(口からの胃カメラ)をご用意いたしております。患者様の御希望に合わせて選択頂けます。
経鼻内視鏡は先端部外径5.4mmととても細く、患者様への負担が少ない極細径スコープを使用しています。極細径ではありますが、超小型CCDにより、高画質であり、特に、近接観察時には従来のハイビジョン対応内視鏡に迫る高精細な画像で胃内の観察をすることが可能です。
胃カメラは苦痛を伴うと考えていらっしゃる方が多いと思います。当院では、麻酔を使用し、苦痛の少ない検査を心がけております。麻酔方法は患者様のご年齢、体重、安定剤の服用歴、などから決定します。ほとんどの患者様は眠っている間、もしくはボーっとしている間に検査を受けることが可能です。嘔吐反射の強い方、検査に対する不安の強い方にはぜひご相談下さい。検査終了後は麻酔が覚めるまでベッドで休んでいただいております。また、麻酔薬を使用した日は、乗り物の運転(車、バイク、自転車)ができませんので公共交通機関にてご来院下さい。
今まで、大腸カメラで辛い思いをされた患者様も多いと思われます。当院では、高性能のカメラと麻酔を使用することにより苦痛の少ない検査を心がけております。麻酔方法は患者様のご年齢、体重、安定剤の服用歴、などから決定します。検査に対する不安の強い方にはぜひご相談下さい。検査終了後は麻酔が覚めるまでベッドで休んでいただいております。また、麻酔薬を使用した日は、乗り物の運転(車、バイク、自転車)ができませんので公共交通機関にてご来院下さい。
オリンパス社製の高性能スコープ(カメラ)を導入しております。このスコープは「受動湾曲」「高伝達挿入部」「硬度可変」「ワイドアングル」というオリンパス独自の4つの先端技術を有しており、大腸内視鏡検査において、スムーズな挿入と優れた観察を可能にしています。
スコープが腸壁に当たると自然に曲がっていく設計により、屈曲部もスムーズに通過。盲腸への速やかな到達と、患者様の苦痛軽減に貢献いたします。
手元での押し引きの力、ひねりの力が先端部まで伝わりやすいように改良されており、挿入性が向上しています。
手元の調整リングを回すことで、スコープ挿入部の硬度を変えることができます。それにより挿入性が向上し、患者様の負担軽減に貢献いたします。
170°の広視野角を有しており、広範囲を観察可能で襞(ひだ)に隠れた病変部の発見に威力を発揮します。
大腸ポリープとは、大腸にできる「イボ」の総称です。大きくは腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられます。非腫瘍性ポリープは癌になる可能性は低く、治療しなくていいものがほとんどです。腫瘍性ポリープは、大半が腺腫と呼ばれるものです。腺腫は将来癌になる可能性があり、ある大きさ以上になると内視鏡で治療されることが多いです。
通常の大腸カメラで大腸ポリープを認めた場合、あらかじめ同意されていた方は、その場でポリープ切除を行います。大腸カメラの先端からワイヤー状の電気メスを出し、しばって切除いたします。痛みはありません。ポリープが大きい場合や、患者様の状態によっては、日帰り切除が出来ないこともあります。その場合は後日連携病院をご紹介させていただきます。
ポリープを切除した後は、回復室で休んでいただいた後、問題なければ帰宅していただきます。ただし、頻度は少ないですが、出血や穿孔といった合併症もあるため、約1週間は以下のことに注意していただきます。
当院では高性能な内視鏡システムを導入いたしております。このシステムはNBI(Narrow Band Imaging)観察が可能です。NBIとは粘膜表層の血管走行が強調表示され、高精度な診断が可能となります。当院の内視鏡はNBIの観察深度が従来製品から大幅に向上され、遠点の部位も従来以上に明るく映し出し、より詳細な観察が可能な高性能機種を導入いたしております。